ちょっと用事があって、旦那とあわせて午後休みを取ったある日、
せっかくだからランチがお得なお店に行こうと、ずっと気になっていたTapasのお店「ESQUINA」に行きました。
スペインのミシュラン☆つきレストランで修業してきたシェフのお店で、
シンガポールのタパスの中ではナンバーワンの店。
夜は混んでるし、タパスにしては高い印象だったのでなかなか行く勇気が出ず、
お得なランチは平日しかやってなくて行ける機会がなかなかなかったので、この機会にと思って。
ランチコースは2コースが28ドル(2,200円)4コース38ドル(3,000円)なのでここは迷わず4コースを。
といってもコースの最初の1品は一口サイズだったり、その他もタパスなので量が少なく、
デザートまで食べてもなんだかまだお腹空いてるねって感じで全然物足りない印象で終わりました。
お料理はどれもこれもすごい凝っていて美味しいんだけどね!

でもなんだろ、凝っていて味も絶妙なんだけど、素材の鮮度が足りないというか。
シンガポールはローカルの素材が豊富ではないので、多分ヨーロッパなんかから材料を輸入していて、
やっぱり少し鮮度が落ちてしまうんだろうな。
日本の新鮮な豊かな素材を知っている日本人にとっては、なんかちょっと残念な感じが否めなかった。
旦那がビール、私は白ワインを1杯ずつ飲んでお会計は120ドル(9,600円)。
うーん、ランチでこの値段払ってお腹いっぱいになってないのはちょっと高いな。
ずっと行きたかったお店に行けてよかったけど、期待以上ではなかった感じ。
美味しかったんだけどね。
そしてESQUINAに行った次の日はなかなか予約が取れない炭焼きの店、「Burnt Ends」の予約が取れたので、
ちょうどお付き合い17年を口実にデートしてきました。
このお店、世界のベスト50レストランにも入っている人気店で、向こう3か月の予約しか取らない、
しかも夜は18:00か18:30の予約しかできない、で週末の夜に予約するのが至難の技で、
うちも約3か月待って土曜の夜の予約をゲット。
Esquinaもそうだったけど、活気のあるオープンキッチンのお店って、
カウンターテーブルに座って観察するのがおもしろいし、楽しくて大好き。

(だから回ってないお寿司屋さんのカウンターが世界で一番好き!)
物凄く期待大で行ったけど、期待を裏切らない美味しさでした。
Leek, hazel nut and brown butter西洋ネギのバターソース、ヘーゼルナッツのせ

バターがたっぷり濃厚だけども飽きない味。
Burnt Ends’ Sanger ポークとコールスローのサンド

ほぐした豚肉が柔らかくて、少しジャンクな味だったけど、コールスローとの絶妙なバランスがうまい。
Suckling pig and cider子豚焼き

外はカリカリで中はジューシーでさすがの絶妙な焼き加減。
Onglet Burnt onion and bone marrow牛サガリ肉、玉ねぎと骨髄ソース

子豚が結構なボリュームだったから食べきるかなと思ったけど、とろっとした骨髄とミディアムレアの大好きな焼き加減の
お肉のハーモニーがたまらず、あっという間にペロリ完食。
改めて写真眺めても肉肉しいけど、バーベキューのお店だからね。肉食べないと肉!
これに旦那がクラフトビール2杯、私はクラフトビール1杯とジントニックを飲んで
お会計は220ドル(17,000円)くらい。
こんなちゃんとしたレストランなのに珍しく10%のサービスチャージは取らない、でも気持ちの良いサービスだし、
全部美味しかったので大満足のディナーとなりました。
そういえばサーブしてくれた女の子がシンガポールにしては珍しくめちゃくちゃ美人さんだった!
こういうお店って一回行ったらもういいかなと思うんだけど(他にも行ってみたいレストランはいろいろあるしね)
また行きたいなと思うお店でした。
でもやっぱり、日本で日本の素材を使って料理してくれたらもっと最高なんだろうなと思っちゃったよ。
たまには夫婦ふたりで美味しいものをゆっくり食べる時間は必要ね、と改めて思いました。
さあ、次はどのお店に行こうかね。